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「まさにゲームチャンジャーだ」:化粧品サブスクのイプシー最高プロダクト責任者が語る、進化する AI 活用

イプシー(Ipsy)は、AIを活用して商品と顧客をマッチングさせるビジネスを構築している。

2011年に美容系ユーチューバーのミシェル・ファン氏が共同設立したコスメサブスクリプションサービスのイプシーは、顧客が何を好み、何を好まないかを学び取り、それによってよりパーソナライズされたサブスクリプションボックスを提供することを常にめざしている。この目標を達成するために、同社はイプシーマッチ(Ipsy Match)という独自のAIツールを活用している。このツールはその能力こそ現在とは違うが、初期から使用されてきた。過去に提供されたボックスへのフィードバックや、会員登録プロセスの一環として顧客が回答した質問からデータを取得し、パーソナライズされたアルゴリズムを作り上げる。同社は最近、人々が自社プラットフォーム上で必要としている美容に関するチュートリアルやアドバイスを簡単に見つけられるようにするために、さらにAIを活用する機会があると考えていると話した。

イプシーのAIツールは、消費者心理のデータを集め、ブランドパートナーや社内チームに対して、新商品の発売情報を提供することに役立っている。同社の最高プロダクト責任者であるサラ・ローズ氏は、顧客と商品をマッチングできる自社技術が、ブランドパートナーの獲得と事業拡大の手助けになっていると語る。同社は常時、「数万」のSKU(在庫管理単位)を取り扱っていると同氏は言う。

イプシーは2020年にボクシーチャーム(BoxyCharm)を5億ドル(約745億円)で買収した。両社はその時点で合計430万人以上のサブスクライバーを抱えており、その年の売上は10億ドル(約1490億円)に達した。2022年時点で、イプシーは創設以来2億3000万ドル(約343億円)を超える資金を調達している。

ローズ氏は米モダンリテールとの対談で、イプシーが規模拡大のためにどのようにAIを活用しているのか、そしてAIツールのさらなる活用事例について語った。以下の対談内容は簡略化と明瞭化のため編集を加えたものだ。

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