
記事のポイント
- 米国では、嗜好品を控える消費者が増え、セールやプライベートブランドへの関心が高まっている。
- 新興ブランドは店頭プロモーションやクーポン施策で予算重視の消費者に対応している。
- 販売チャネルの多様化やギフト需要の活用で、値引き依存を避ける戦略が進んでいる。
食費の節約を余儀なくされている米国民は、お気に入りのおやつがセールになるのを待っている。
ゼネラル・ミルズ(General Mills)やキャンベル(Campbell’s)のような複合企業はすでに、スナックカテゴリーの低迷に見舞われており、関税による価格上昇が現実になれば、事態がさらに悪化する可能性もある。ニールセンIQ(NielsenIQ)やインマーケット(InMarket)のデータによれば、顧客はこれらの嗜好(しこう)品がセールになるのを待っているか、プライベートブランド商品への切り替えに前向きだ。これに対し、食料品店やブランドは顧客を引き付けるため、アイスクリーム、チップス、クッキーなどのセールを実施している。
全米規模のブランドやプライベートブランドとの苦しい戦いを強いられている新興ブランドは特に、こうした予算重視の行動を強く意識している。新興ブランドの幹部たちはModern Retailの取材に対し、このような買い物客に適切に対応するため、店頭プロモーションを計画していると述べている。
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The post 「定価じゃ買わない」 節約志向で スナック 値引き競争が激化 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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