
メイシーズ(Macy’s)の最高マーチャンダイジング責任者、ナタ・デヴィア氏は同社のプライベートブランドの展開を主導している。
同デパートでは、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ホームなど全商品カテゴリーにわたるプライベートラベルブランドのポートフォリオを再考しているところである。これには、顧客中心の新戦略によるブランドの追加、刷新、変更などが含まれている。
メイシーズは、8月、顧客に関する広範な調査に基づいたプライベートブランドのウィメンズウェアブランド「オン・サーティフォース(On 34th)」をローンチした。このブランドは30~50歳の顧客が対象で、何千通りものコーディネートが可能になる既製服やアクセサリーが中心である。
「当社が実施した10万件以上のオンライン調査から情報を得た」とデヴィア氏。「顧客から求められているものについて多くの情報を収集した。また、デジタルコミュニティへの35日間の取り組みも行い、何が求められているのか、ワードローブに欠けているものは何か、当社が果たせる役割について、顧客の動画を視聴した。また、何百時間も店内試着や顧客観察調査を行ったが、それにより誰かと1対1で話すときだけに得られるインサイトが得られた」。
メイシーズは小売店ブランド戦略も再考中である。デヴィア氏は次のように述べている。「プライベートブランドと市場ブランドの組み合わせには、当社の現在と将来の顧客に関連性の高い将来のブランドポートフォリオに焦点を当てた戦略を立てるのに多くの時間を費やした。プライベートブランドが全体的な戦略の重要な部分になっているのは、プライベートブランドにより、流通とデザインの観点、また品質と適合性の観点からブランドを大幅に監視できるからであり、また、多くのロイヤルティとリピート来店を促進するものだからだ」。
メイシーズには2025年までにさらに4つのプライベートブランドをローンチする計画があり、それぞれが独自の目標に注力しており、顧客調査に基づいているとデヴィア氏は語っている。
以下に、よみやすさのために若干編集して、ポッドキャストから追加のハイライトを紹介する。
The post 「 顧客調査 に基づいた」プライベートブランドブランドのローンチ計画:メイシーズ 最高マーチャンダイジング責任者 ナタ・デヴィア氏 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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