
メタ(Meta)によるテキストベースのアプリ「Threads」では、すでにブランドやパブリッシャーが実験やエンゲージメントの分析を始めている。ソーシャルファーストのパブリッシャーであるラッドバイブル(Ladbible)もそのひとつだ。現在、このアプリで何が効果を示し、何が効果を示さないのかを見極めようとしている。
しかし、まだ戦略と呼べる物は存在していない。現状のThreadsの段階では、戦略の存在は時期尚早と考えるほうが、正しいのかもしれない。米DIGIDAYは、ラッドバイブルのインスタグラムとTikTok担当リーダーであるレベッカ・タイレル氏に連絡を取り、彼女がThreadsに持った第一印象と現在の利用方法について詳しく聞いた。
インタビューは読みやすさを考慮して、編集を加えてある。
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――Threadsの第一印象はどのようなものか
ミームやバイラル動画から始まったラッドバイブルのルーツに戻る感じがする。Threadsの開始時に我々が取った手法もそう(ミームとバイラル動画)だ。同プラットフォーム上でのイーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグのあいだの争い(を扱ったミームやバイラル動画)がその例だ。我々は、コンテンツバイブル(Content Bible、同社がユーザーからコンテンツを受け取るプラットフォーム)からの子供たちがかけっこをしているバイラル動画を取り上げ、そこに写っている子供たちに画面上で各ソーシャルメディアのロゴを貼り付け、Twitterのロゴを貼った子供が倒れる様子を描いた。
インスタグラムでフォローしているアカウントをThreadsでもフォローするシームレスな移行を提供してくれたおかげで、Threadsでもすでに我々を知っているユーザーがフォローしてくれた。もちろんフォロワーには、我々を初めて知った人々もいる。忠実なオーディエンスだけでなく、これらの新しいフォロワーに対して何を投稿できるかを考えており、彼らが我々をThreadsでフォローし続けてくれるようにしたい。
このほか、タイレル氏がThreadsにおける現状の使用方法、エンゲージメントや機能面について、語っている。
The post 「 Threads のカルーセル機能は素晴らしい」:ソーシャルファーストのパブリッシャーが新興アプリを語る appeared first on DIGIDAY[日本版].
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