
AIがアシストする世界に向けて、Googleが描く構想――5月中旬に開いた年次デベロッパーカンファレンス「Google I/O」で、その輪郭が鮮明になった。
同イベントでは、各種ソフトウェアプラットフォームとハードウェアデバイスに実装されるジェネレーティブAI機能のさまざまなアップデートが発表され、オンラインとオフラインにおける検索やコンテンツの制作・タスクの実行といった、ありとあらゆる領域へのジェネレーティブAIの活用法が発表された。
また、Gemini(ジェミニ)シリーズの最新AIモデルも発表され、AIの高速・効率化を実現する『Gemini 1.5 Flash』、プライバシーの向上に役立つ可能性を秘めた『Gemini Nano』のデモも公開。そのほかにも、AIが対応可能な情報量の増加や、プラットフォームが動画や音声、画像、テキストを処理する新たな方法といったアップグレードも発表された。
これらとは別に、最新AI動画モデルのVeo(ベオ)で動画を作成・編集する方法、さらにはLyria(リリア)モデルとMusic AI Sandbox(ミュージックAIサンドボックス:Googleは、このAI音楽ツールをYouTubeとミュージシャンのビョルン・ウルバース氏[ABBA]とワイクリフ・ジョン氏と共同で開発した)でAI音楽を制作する方法も紹介された。Veoは今後、ランウェイ(Runway)やオープンAI(OpenAI)のSora(ソラ)などのライバルプラットフォームと競合することになるが、その一方でその音楽機能は、登場以来ますます人気を高めているSuno AI(スーノAI)などのアプリと対峙することになる。続きを読む
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