
記事のポイント
- 米DIGIDAYのサミットでAIの役割が議論され、AIの可能性と限界が多角的に議論された。
- メディアエージェンシーの幹部は、「AIを補助的に活用するが精度や偏重には注意が必要」と考えている。
- ホテルチェーンのマリオットは、AIを活用しつつブランドボイスの維持を重視し、パーソナライズを進めている。
マーケティング関連の議論において、AIはいまや常に舞台の中央を占める存在だ。しかし、カリフォルニア州パームスプリングス10月17日に開催されたこの秋の「DIGIDAY Media Buying Summit」では、AIは脇役を演じるにとどまった。
3日間にわたるイベントの壇上あるいは舞台裏で、メディアエージェンシーの幹部たちは機械学習とジェネレーティブAIの可能性について議論を交わしたが、そこにはしばしば健全な懐疑心も垣間見られた。
メディアサービスエージェンシーのメディアストラクション(Mediastruction)とSaaSプラットフォームのフューチャーサイト(FutureSight)を設立し、最高経営責任者(CEO)を務めるマリロイス・スノウマン氏は、「AIは答えを出してはくれるが、その答えが常に正しいとは限らない」と語った。壇上でメディアミックスモデリングについて論じたスノウマン氏は、「AIはデータの抽出、変換、ローディングなどの迅速化や効率化に有用だ」と述べる一方、「出力の正確さを期するためには、ツールを賢く使うことが重要だ」とも指摘している。続きを読む
The post いま AI の可能性をブランドやエージェンシーたちはどう見ているか? 米DIGIDAY Media Buying Summitで聞いたこと appeared first on DIGIDAY[日本版].
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