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アイウェアメーカーがアパレルブランドの シュプリーム を買収して何を得るか

アイウェアメーカーのエシロールルックスオティカ(EssilorLuxottica)は、ライフスタイル・ファッションブランドのシュプリーム(Supreme)を総額15億ドル(約2340億円)で買収しようとしている

エシロールルックスオティカはレイバン(Ray-Ban)やサングラスハット(SunglassHut)などのブランドを所有しており、2020年に21億ドル(約3280億円)でシュプリームを買収したVFコーポレーション(VF Corporation)からシュプリームを買収するということになる。

エシロールルックスオティカのチェアマン兼CEOであるフランシスコ・ミレリ氏は「シュプリームのような象徴的なブランドを当社に迎え入れることは、素晴らしいチャンスになるだろう」と声明で述べた。またシュプリームは「当社のイノベーションや開発の取り組みと完全に調和しており、新しい顧客や言語、クリエイティビティとの直接的なつながりをもたらしてくれる」とも付け加えている。

買収による双方のメリット

1994年創業のストリートウェアブランドであるシュプリームは人気のドロップモデルと数量限定商品でよく知られており、これらはしばしばサードパーティーのマーケットプレイスではるかに高い価格で転売されている。同ブランドのビジネスモデルはある種、不朽の定番商品であるアイウェアを主力商品とするエシロールルックスオティカとは大きく異なる。

またこの買収はエシロールルックスオティカがアパレル業界に初進出するという大きな挑戦でもある。シュプリームを買収することで、新たなカテゴリーを開拓するとともに、シュプリームの若い顧客層を取り込むことができる。そしてこれによりファッションとスタイルの提供者としての地位を確立でき、買い物客にさらに多くの自社アイウェアを購入してもらうのに役立つ可能性もある。 [続きを読む]

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