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アスリートの語り場「 ザ・プレイヤーズ・トリビューン 」 次の10年は収益基盤強化と収益多角化がカギに

記事のポイント

  • ザ・プレイヤーズ・トリビューンは、デレク・ジーター氏が創設したアスリート主体のメディア。アスリートの語り場として、スポーツファンに個々の選手のパーソナリティを届け、強い支持を得ている。
  • 出版元のミニッツ・メディアはザ・プレイヤーズ・トリビューンのビジネス基盤を強化し、紙媒体やライセンス供与などの収益多角化を模索している。
  • スポーツ・イラストレイテッドにOpenPassを導入し、ファーストパーティデータを活用することで、広告主へのターゲティング強化を目指している。

スポーツファンは、自分が応援しているチームの選手に魅了されるものだ。たが、ザ・プレイヤーズ・トリビューン(The Players’ Tribune)のように、選手のパーソナリティを前面に押し出しているメディアはほとんどない。

野球界のレジェンドであるデレク・ジーター氏が2014年にビジネスパートナーのジェイミー・メスラー氏と共同で立ち上げたザ・プレイヤーズ・トリビューンは、スポーツファンがチームより個人に注目するという、スポーツメディアの重要な長期的変化を予告するものだった。プレミアリーグのアーセナルに所属するスター選手のラヒーム・スターリング氏やNBAのコービー・ブライアント氏など、普段は近寄りがたいスター選手が自ら執筆したエッセーは、熱狂的なファンはもちろん、カジュアルなファンを含む幅広いオーディエンスにリーチした。

人々が追っているのは選手であって、ブランドではない」と、スポーツに特化したソーシャルエージェンシー、CCGソーシャル(CCG Social)の共同創設者であるセバスチャン・アリアガダ氏は言う。続きを読む

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