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アドテク 各社が描くスタートアップ連携の未来 非公開化・買収・投資が加速する背景

記事のポイント

  • インテグラル・アド・サイエンスやクリテオなどが、非公開化や資産売却を視野に再編を進めている。
  • インデックス・エクスチェンジはIXラボを通じ、スタートアップとの長期投資・協業を強化している。
  • ダブルベリファイやTTDも連携を進めており、AI時代への適応に向け業界全体で動きが加速している。

情報筋によると、インテグラル・アド・サイエンス(Integral Ad Science)は、パブリカ(Publica)との分離を検討する提案を受け入れているとされており、非公開化の計画に関するさらなる憶測が飛び交っている。

同時に、クリテオ(Criteo)がそのビッドスイッチ(BidSwitch)資産の売却を検討しているという憶測も根強くある。これもまた、クリテオ自身の株式公開企業としての将来性に関する思惑と並行して起きている。

この流れは、いわば「スタートアップが再び魅力的になった」ことの表れともいえる。キャッチーな言い回しはさておき、これは広告テクノロジー業界において、より根本的な立ち位置の変化が起きていることを示している。

スタートアップとの協業に舵を切るインデックス・エクスチェンジ

今年初め、インデックス・エクスチェンジ(Index Exchange)は、その投資部門であるIXラボ(IX Labs)が、投資ファンドのファーストパーティーキャピタル(First Party Capital)と「数百万ドル規模」のパートナーシップ契約を結んだと発表した。

これは、すでに規模の大きな広告テクノロジー企業が自分たちの戦略を将来にわたって盤石にするために、スタートアップ企業への投資に注目しているという、さらなる兆候といえる。

IXラボとの提携の一環として、インデックス・エクスチェンジはファーストパーティーキャピタルとの10年にわたるパートナーシップを約束しており、同ファンドのポートフォリオ企業との協業にも意欲を示している。

インデックス・エクスチェンジは、2010年代半ばにカサール・メディア(Casale Media)からリブランディングし、業界最大級のサプライサイドプラットフォームへと進化する姿勢を示してきたが、今回の提携もさらなる進化の意思を示す重要な動きとされている。

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