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アドテク 業界の2024年は資金調達とM&Aの年になる?

比較的静かな2年間が過ぎ、投資家は初期段階の投資についてはアドテクへの投資意欲を取り戻したようだ。一方、情報筋は2024年後半にもっと壮大なM&Aも予想している。

新たな波が訪れる気配があると言うのは時期尚早だろう。それでも、最近の活況は、2023年の投資家の保守的傾向とはうって変わり、AIとCTVの分野が投機の中心となっている。

たとえば、フランスに拠点を置く新興企業のバイブ(Vibe.co)は2月29日、2250万ドル(約33億7500万円)の資金調達を発表し、自社をストリーミング界の「Google広告(Google Ads)」にたとえ、中小企業のマーケター向けのCTVプラットフォームだと宣伝している。

中小企業のマーケターに目を向ける

シリーズAの資金調達ラウンドはシンギュラー(Singular)が主導し、エライア・パートナーズ(Elaia Partners)が再投資したほか、セコイア(Sequoia)のスカウト・ファンド(Scout Fund)、モティエ(Motier)、ならびにベンジャミン・アンティア氏やシリル・ヴァーミューレン氏、ローラン・アッシャー氏、Veryグループ(Very Group)、アラン・ロバック氏のようなベテランのアドテク投資家が参画した。

シンギュラーのゼネラルパートナー兼共同創業者であるラフィ・カンバー氏は、「YouTubeのような、より確立されたプレーヤーに取って代わるものという姿勢をバイブが取っている」と指摘した。

一方、バイブのCEOであるアーサー・ケロウ氏は、「目的は中小企業のマーケターが、この分野で進む断片化に対応するのを助けることだ」と説明した。「HuluやRoku(ロク)のような放送局(およびストリーミング企業)は独自プラットフォームの提供を開始している。バイブは、彼らの全体的なCTV広告戦略を実行する手助けをするプラットフォームになりたい」。[続きを読む]

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