
グループエム(GroupM)は2024年3月、女子スポーツへの広告支出を倍増させると発表し、女子スポーツに関わるほぼすべての人がこのニュースを歓迎した。ちょうどそのころ、女子バスケットボール全米大学トーナメントにおけるケイトリン・クラーク選手とエンジェル・リース選手の対決は、男子の試合と同じくらいか、それ以上に面白いことを世界に知らしめた。
そしてこのことはWNBAにも引き継がれ、両選手によって同リーグへの注目が増すことにつながった。
金融サービス企業アライ(Ally)のCMO、アンドレア・ブリマー氏にとって、こうしたことはニュースと言えるものではない。同氏は長年、女子スポーツの支援にブランドのマーケティング費用を投じてきた。体操選手からサッカーの全米代表チーム、さらには、水球や卓球といったメジャーとは言えないスポーツまで、パリ五輪で女子スポーツが脚光を浴びるのを見て、ブリマー氏は勇気づけられた。しかし同時に、まだ成長の余地があるとブリマー氏は考えている。
しかも、これは控えめな言い方だ。ブリマー氏はフロント・オフィス・スポーツ(Front Office Sports)の最新記事を引用し、フォーチュン500(Fortune 500)企業のうち、女子スポーツリーグに投資しているのはわずか33社だと述べている。そして、それを独占的に行っている企業はない。一方、もし米国の女子五輪選手が自国選手だったら、メダル獲得数は全出場国中3位だっただろうと指摘している。
女子スポーツとスポーツ全般について、そして、デジタルメディアへの投資を社内で行っているCMOとして、絶えず変化するサードパーティCookieの状況について、ブリマー氏から考えを聞いた。
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The post アライ のCMOアンドレア・ブリマー氏が語る、人気に火がつくずっと前から女子スポーツを支援してきた理由 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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