
アルタビューティ(Ulta Beauty)はAIツール導入の先駆者である。その一例には、今年のAIブームに先立つこと2019年、アルタがパーソナライゼーションに注力するためにAI企業のQMサイエンティフィック(QM Scientific)を買収したことが挙げられる。
自社の投資ファンドでAI企業を買収するアルタ
QMサイエンティフィックは、AI機能を優先し続けて買収を行っているアルタビューティにとって、最初に買収したAI企業だった。アルタのデジタルイノベーションチームと同社の投資ファンド、プリズマ・ベンチャーズ(Prisma Ventures)はどちらも社内とポートフォリオのスタートアップを通じてAI開発とトレーニングに注力している。プリズマは、アルタビューティに新しい技術を導入するために2022年8月に設立された。
アルタビューティのイノベーション担当シニアディレクター、アグスティナ・サルトリ氏は次のように述べている。「美容サービス内で独自の役割を担うAIが登場して、顧客の店内ジャーニーを補完するさらにパーソナライズされたデジタルエクスペリエンスへの道が開拓されているのを目にしている。現在、サンノゼ店に配置している、AI搭載のつけまつげ装着ロボットのルーム(Luum)や、フルマニキュアを行うロボットの10ビューティ(10Beauty)などのイノベーターらと協力して、いくつかのプログラムを試験的に進めている。どちらも当社の投資ファンドのポートフォリオ企業だ」。
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The post アルタビューティが AI を活用し、ツールとサービスを進化させている:バーチャルアシスタントからロボットによるエクステ装着など appeared first on DIGIDAY[日本版].
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