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アルタビューティー 、体験型店舗を軸に国際展開へ 米で年間5万件超のイベントも実施

記事のポイント

  • アルタビューティーは35周年を機に、「発見」「探究」「体験」に重点を置いた新戦略でリアルとデジタルの融合を進めている。
  • WickedやCécredとの提携イベントを通じて、店舗でのブランド体験と顧客の滞在価値を高めている。
  • 年間5万件超のイベント実施や新マーケットプレイス立ち上げで、国内外の展開と接点拡大を図っている。

現在1400を超える店舗を展開する美容小売のアルタビューティー(Ulta Beauty)は、今後3年間でさらに200店舗を新規出店し、国際展開も視野に入れている。35周年を迎えた同社は、「発見」「探究」「体験」に重点を置いた新たな店舗設計を導入し、顧客体験の進化を図っている。

米Modern Retailは、ロサンゼルスで開催されたカンファレンス「フューチャーストアズ(Future Stores)」にて、アルタで店舗デザインおよび体験部門を統括するバイスプレジデント、ポール・ルークス氏に話を聞いた。

ルークス氏は最近、マーケティング部門やマーチャンダイジング部門と連携し、「Wicked(邦題:ウィキッド ふたりの魔女)」との提携や、ビヨンセのヘアケアブランド「Cécred」の店頭展開を担当した。

さらに一部店舗のサロンでは、5月より「セセクレドサンデイズ(CÉCRED Sundays)」と題したプロモーションイベントもはじまっている。

2025年度第1四半期の収支報告によると、アルタビューティーの純売上高は前年同期比で4.5%増の28億ドル(約4040億円)となった。

売上の約80%を店舗が占めるアルタにとって、店頭での体験は顧客の購買プロセスにおいて極めて重要な位置を占めている。一方でルークス氏は、よりシームレスな体験をめざしており、多くの顧客がオンラインでのショッピングから関与をはじめていることも指摘する。

「美容に関するショッピングやインスピレーションの追求は、常に『オン』の体験なんだ。だからこそ、どこで関わるかは関係ない」とルークス氏は語る。

本記事では、ルークス氏との対話の一部を紹介する。

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