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インフルエンサーからマーケターまで、業界関係者は広告への AI 活用に「慎重だが前向き」

6月にTikTokは同社のプラットフォーム上で、ジェネレーティブAIを活用しブランドが実在の人物の広告を作成できるツールをリリースすると発表した。

TikTokは6月17日のブログ投稿にて、ブランドはニーズに合わせて2種類のアバターから選択できると説明している。ひとつは商用利用が許可されている有料の俳優の容姿をベースにしたさまざまなストックアバターから選択するというもので、または特定のクリエイターやスポークスパーソンに似せてデザインするカスタムアバターを作成することもできる。アバターは複数の言語やアクセントで話すことも可能とのことだ。「シンフォニーアバター(Symphony Avatars)」と呼ばれるこの機能は現在ベータ版で、クリエイターによってテスト運用が実施されている。

インフルエンサーやブランド、エージェンシーは米モダンリテールに対し、AIを活用した広告に関しては慎重ながらも楽観視していると語った。AIクリエイターはコストや時間の節約など多くのメリットをもたらすが、こうした技術がどのような結果を及ぼすかを判断するのは時期尚早だ。ブランドにとってはAIを活用した広告は平凡に見えて失敗したり、消費者の不信感を生んだりするリスクがある。またインフルエンサーにとっては、透明性と交渉力が欠けていれば彼らの生活を脅かすことになりかねない。

導入には慎重だが可能性を見出しているブランド

TikTokは発表記事において、この新しいツールは「人間の想像力を高め、強化させるためのものであり、それに置き換わるものではない」と明言した。同社はこの発表の際に、TikTokの新しいツールを使って作成されたすべての動画にはAIが生成したと表記されるとしている。

数十のブランドを所有するD2Cアグリゲーターのオープンストア(OpenStore)でマーケティング責任者を務めるレベッカ・トラベルソ氏は、TikTokのこの新たなAIインフルエンサーツールに関して、信頼性と顧客エンゲージメントに関しての疑問があるためしばらくは様子見するつもりだと語った。 [続きを読む]

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