
- オムニコムは「ライブ体験」の重要性を訴求し、ストリーミングやスポーツ配信などの機会を重視する戦略を展開する。
- 独自調査で、Z世代の75%がライブ配信を視聴しており、ライブが共有体験として求められていることが判明した。
- ライブ戦略には柔軟な予算、リアルタイム対応、ソーシャルリスニングが不可欠であり、従来の発想を再考する必要がある。
数千人の広告代理店関係者がパスポート、日焼け止め、胃薬を手に、6月3週目のカンヌ・ライオンズ(Cannes Lions)に向けて出発の準備を進めるなか、オムニコム(Omnicom)は静かに、クロワゼット(Croisette)で打ち出す戦略とメッセージを固めていた。そのメッセージとは、「ライブ」の多様な機会ーーライブストリーミング、ライブスポーツのスポンサーシップ、ライブコマースなどを捉えるべき時が来た、というものである。
「ライブ」はブランド成長の新たなドライバーに
米DIGIDAYが把握したところによると、オムニコムおよびその各ユニット(オムニコム・メディア・グループ[Omnicom Media Group]、インフルエンサー部門のクレオ[Creo]、コマース部門のフライホイール[Flywheel])は、主要プラットフォームやリテールメディアネットワーク(RMN)とのいくつかの提携を発表する予定である。
これらはいずれも、クライアント向けに「ライブ」の可能性をよりよく理解し、活用し、収益化することをめざすものである。米DIGIDAYの取材に応じたオムニコム幹部たちは、「ブランド成長を牽引する、ライブコンテンツ、会話、コマースの力」について語った。
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The post オムニコム、 Z世代 の行動に合わせ「ライブ体験」を成長戦略の中核に カンヌで示す次のプライムタイム appeared first on DIGIDAY[日本版].
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