
記事のポイント
- オムニコムはディズニーと提携し、ライブスポーツ中の注目シーンにリアルタイムで広告出稿を可能にする新手法を構築している。
- ウォルマートとの提携では、購買データとSNSインフルエンサーのフォロワー情報を照合し、効果的な販促を狙う仕組みを導入している。
- インフルエンサー活用による購買促進がZ世代やミレニアル世代で高まっており、購入行動の意思決定スピードが加速している。
カンヌライオンズ(Cannes Lions)が正式に開幕し、ホールディングカンパニーのオムニコム(Omnicom)は、「ライブ」の力を活用する取り組みを本格化させるなかで、主要な出版社およびプラットフォームとの提携を次々と発表し、迅速な動きを見せている。
ここでいう「ライブ」とは、ライブスポーツ、ライブショッピング、さらにはライブストリーミングまでも含む。
2025年6月16日、オムニコムはディズニー(Disney)およびウォルマート(Walmart)との個別のパートナーシップを発表する予定であると、米DIGIDAYは確認。
ディズニーとの提携はライブスポーツに焦点を当てており、オムニコムはディズニーと、さらにトレードデスク(The Trade Desk)と連携し、ライブスポーツイベントにおける重要な瞬間をプログラマティックに活用できるよう、クライアント向けに仕組みを構築している。
たとえば、NFLの試合での重要な判定や、大学バスケットボールでの試合を同点にするクラッチシュートといった場面で、オムニコムはリアルタイムでの対応を可能にすることで、クライアントにその瞬間を最大限に活かしてもらおうとしている。
「ライブの中でより関連性ある広告体験」の実現へ
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The post オムニコム 、ディズニー&ウォルマートと連携 「ライブ広告」へ本格始動 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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