
記事のポイント
- 中間層のクリエイターは市場成長の恩恵を受けられず、案件の減少に直面している。
- ブランドはROI重視で、ニッチかつ特化したインフルエンサーを選ぶ傾向が強まっている。
- 中間層クリエイターは安定収入を求めて従来の職場や自前チャネルにシフトし始めている。
記録的な投資が続くクリエイターエコノミーだが、すべてのクリエイターが恩恵を受けているというわけではない。
イーマーケター(eMarketer)によれば、米国ブランドのインフルエンサーマーケティングへの支出は2027年までに137億ドル(約2兆1500億円)に達すると予想されている。クリエイターが稼げる状況ではあるものの、エージェンシーの幹部らによると成長スピードがブランドの予算配分を上回っているという。フォロワー数が5万〜50万の中間層クリエイターたちは、正当なシェアを獲得するのに苦労している現状である。
「もはや中間層はほとんど存在しない」と語るのは、タレントマネジメント会社のPDタレント(PD Talent)のオーナーのポール・デシスト氏だ。「予算や注目の対象は、人気の高いクリエイターだ。ブランドは予算があるなら、そのようなクリエイターを求めている」。
拡大する市場、削られる中間層
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The post クリエイター 市場で進む選別 中間層に仕事が回らない? appeared first on DIGIDAY[日本版].
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