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コーポレートベンチャーキャピタル が導く、消費財のブランド成長とは?:アクセスVC ラケシュ・ナラヤナ氏

コーポレート・ベンチャー・キャピタル (CVC) は、この5年間、スタートアップの資金調達分野において主要プレーヤーとして台頭している。そして、一般消費財企業のレキット(Reckitt)は、自社のCVCであるアクセスVC(Access VC)を通してその変化の最前線に、そしてその中心になることを目指している。

アクセスVCのゼネラルマネージャーのラケシュ・ナラヤナ氏は、2020年、消費財ベンチャー資金のほとんどが、レキットが注力しているセクシャルヘルスや衛生などのカテゴリーではなく、従来の食品・飲料消費財ブランドに流れていることに気づいた。 レキットは、コンドームブランドのデュレックス(Durex)、女性用衛生ブランドのクイーンV(Queen V)、セクシャルウェルネスブランドのKYなどを所有している。また、有色人種にサービスを提供したり有色人種が率いるブランドが不足している一方で、ヘルシーを謳ったブランドの成長があった。アクセスVCは2020年の設立以来、プレシードからシリーズCラウンドやそれ以降の段階において、セクシャルウェルネスブランドのモード(Maude)やメンズウェルネスブランドのエイシステム(Asystem)など30社以上のスタートアップに5000万ドル(約72億円)以上を投資している。

Glossyビューティポッドキャストの最新エピソードで、ナラヤナ氏はインドでシングルマザーに育てられ、高等教育を受けるためにロンドンに移った経緯を語った。その後、ボストン コンサルティング グループ(Boston Consulting Group)でコンサルタントとして働き、のちに一般消費財カテゴリーに参入した。日用品に対する彼の愛情は、その具体性と触って使える点への感謝と、消費者が消費財ブランドと関与して影響を受ける方法への感謝の念から生まれているのだという。レキットでさまざまな役割を担当していた際、ナラヤナ氏は大規模な消費財コングロマリットと革新的なインディーズブランドとのあいだのギャップに気づき、その解決策としてCVCを見出した。
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