
記事のポイント
- 薬局の利便性向上により、会員の来店頻度や購買額を高める狙いがあるとサムズクラブは考えている。
- ペット保険や当日配送など独自サービスを導入し、会員制度の価値向上を図っている。
- 薬局サービスの最新化を通じ、他部門と同水準の顧客体験を実現することを優先している。
サムズクラブは、全体的な会員基盤における成長とリテンションを高めるため、薬局部門の強化に注力しており、当日配送サービスやペット保険といった新サービスを導入している。
今年、同社はサムズクラブ・プラス(Sam’s Club Plus)会員向けに処方薬の当日配送サービスを無料で提供し始めた。さらに、カーブサイドピックアップサービスを強化し、新たにペット保険プログラムを立ち上げた。Modern Retailのインタビューで、サムズクラブのヘルスケア・市販薬部門のバイスプレジデント兼ディビジョナルマーチャンダイズマネージャーであるシェリ・キース氏は、同社がいかに薬局ビジネスを最新化し、これを成長戦略の中核に据えているかを語った。
「会員がヘルスケア分野に関与しているとき、(中略)メンバーシップの更新率が高く、購買頻度も高くなり、全体的な購入額も増える傾向がある」とキース氏は述べる。「そのような会員は全体的にサムズクラブへの関与度がより高い」。
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The post サムズクラブ 、薬局を成長エンジンに 利便性強化で会員の定着狙う appeared first on DIGIDAY[日本版].
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