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サードパーティ Cookie の廃止が再延期されても、備えを怠らないパブリッシャーたち

Googleは4月23日、ChromeブラウザにおけるサードパーティCookie廃止の延期を再び発表したが、このことに衝撃を受けたパブリッシャーは、いたとしてもごくわずかだろう。

もちろん、延々と続く先延ばしに悩まされるのは望ましくないが、この記事のためにDIGIDAYが取材したパブリッシャー5社は、全体として「楽観視」する姿勢を崩していない。というのも、今回の延期は、パブリッシャーのビジネスにとっても広告主にとっても、Cookieを使わないソリューションの実用化にかけられる時間が増えることを意味するからだ。

「我々は依然として、できるだけ多くのインベントリー(在庫)をサードパーティCookieへの依存から解放する計画を進めている」と、アンワインドメディア(Unwind Media)でプログラマティック売上および戦略担当シニアバイスプレジデントを務めるエムリー・ダウニングホール氏はいう。「社内で何を優先するかという点では、何も変わらない。テストをして結果を確かめる作業を繰り返すための時間が増えるだけだ」。

業界の受け止め方に影響することに懸念を抱くパブリッシャー
Cookieの廃止がことしから徐々に広がる可能性もある。「Googleは、Cookieが年末までに完全に廃止されることはないというが、(廃止対象ユーザーの割合が)1%から大幅に引き上げられる可能性もある」と、アパートメントセラピーメディア(Apartment Therapy Media:以下、ATM)の収益業務担当シニアバイスプレジデント、ジェフ・オルソン氏は話す。

「我々は今もできる限りテストを増やそうとしており、実際に廃止されるまでに、代替ソリューションのいくつかがさらに精査され、改善されることを期待している」という。
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