
- X世代やベビーブーム世代のクリエイターが、ブランドのマーケティングによる新たな武器になっている。
- TikTokやインスタグラムで活動するシニアインフルエンサーが、世代を超えてファンを獲得中。
- シニアインフルエンサーの発信は若年層にも響き、マーケティングの幅を広げている。
インフルエンサーマーケティングについて考えるとき、一般的に思い浮かべるのは、ブランドがZ世代(13歳から28歳まで)やアルファ世代(12歳まで)をターゲティングするために、若いクリエイターと協力している姿だろう。しかし、常にそうというわけではない。
インフルエンサーマーケティングの分野とクリエイターの経済が成長し続けるにつれ、シルバーインフルエンサーと呼ばれるX世代(45歳から60歳まで)やベビーブーム世代(61歳から79歳まで)がマーケターの注目を集めるようになってきている。
たとえば、プログレッソスープ(Progresso Soup)やハームレスハーベスト(Harmless Harvest)などの食品加工会社は、文化的な影響力を獲得してブランドへの認知を広めるため、年配のクリエイターたちに注目している。米DIGIDAYの以前の記事からわかるように、X世代やベビーブーム世代に対するブランドの関心は近年になって増大している。アラスカ航空(Alaska Airlines)、マウンテンデュー(Mountain Dew)、クリーンビューティーブランドのイリア(Ilia)も、この数年間に同様なキャンペーンを行ってきた。
シニアのインフルエンサーが活躍
「これらの世代はいまでも、リニアTVを見ている。しかし同時に、非常に社会的なグループでもある」と、ゼネラル・ミルズ(General Mills)でスイートおよびセイボリーのビジネスユニットのバイスプレジデントを務めるマリア・カロライナ・カミングス氏は、自社のスープブランドの55歳以上の消費者について述べている。「そこで、我々が使用した場所のひとつがTikTokだ」。[続きを読む]
The post シルバーインフルエンサーの力が増大。ブランドはX世代とベビーブーム世代の インフルエンサー を採用へ appeared first on DIGIDAY[日本版].
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