記事のポイント
- セフォラのロイヤルティプログラム「ビューティーインサイダー」は、4000万人以上のメンバーを抱え、特典が追加され続けている。
- 初のルージュセレブレーションイベントが開催され、参加者は限定特典や新製品を体験し、エンゲージメントが向上した。
- 経済の不安定さにより、小売業者はリワードプログラムの改良に力を入れており、セフォラも新しい戦略を導入している。
化粧品小売店のセフォラ（Sephora）は、ロイヤルティプログラムのビューティーインサイダー（Beauty Insider）に特典を追加し続けており、そのメンバー数は米国とカナダで4000万人にのぼる。
8月にセフォラは、初のルージュセレブレーションイベント（Rouge Celebration Event）を開催した。これは、4日間にわたって実店舗とオンラインで行われた上顧客向けのイベントだ。参加者は、スキンケアブランドのタッチャ（Tatcha）やヘアケアブランドのケラスターゼ（Kerastase）などの限定特典を手に入れ、さまざまなブランドのオンラインマスタークラスに参加し、ヘアケア用品ブランドのドライバー（Drybar）やファッションブランドのジバンシィ（Givenchy）などの新製品をいち早く購入することができた。このイベントは米国とカナダで開催され、多数のルージュ（Rouge）メンバーが参加した。
セフォラのシニアバイスプレジデント兼ロイヤルティ担当ゼネラルマネージャーのエミー・ブラウン・バーリンド氏は「昨年の同時期と比べて、エンゲージメントの高いルージュメンバーの数は増加した」と米モダンリテールに語った。続きを読む
The post セフォラ がロイヤルティプログラムの特典拡大。売上の大半を占める会員との密な関係 appeared first on DIGIDAY［日本版］.
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