
- ゾラの新CMOは、検索行動の変化に対応するため、従来のSEO戦略からクリエイター重視の方針へ転換している。
- 信頼できるクリエイターとのパートナーシップを通じて、Z世代の結婚準備過程での自然なブランド露出を図っている。
- コンテンツ信頼性が重視される現在、クリエイターは広告業界全体で重要な接点となりつつある。
ゾラ(Zola)の新しいCMOを夜も眠れなくさせている要因がひとつあるとすれば、それは「検索」だ。というよりも、むしろ検索の厄介な再発明である。
ブリアナ・セヴァーソン氏は就任してまだ少ししか経っていないが、すでにマーケティングの地雷原を進んでいる。そこでは古い戦術が急速に消えつつあり、新たな戦術はまだ書かれている最中だ。
「マーケターとしての最近の考えを要約しろと言われたら、それは検索だ」とセヴァーソン氏は言う。
Z世代の検索はTikTokから始まる
AIは本来の検索における暗黙の約束事を根底から覆しているーー検索エンジンがパブリッシャーのコンテンツをクロールし、スニペットを提供し、収益化できるトラフィックでパブリッシャーに報酬を与えるというお馴染みのモデルから、ゆっくりと、だが確実にシフトしているのだ。そして今、このやりとりはほころびを見せ始めている。AIを搭載した検索は、依然としてパブリッシャーのコンテンツにデータを供給しているが、ユーザーをそのエコシステムに留め、かつては全体の価値を高めていたリファラルトラフィックを遮断している。
当然ながら、これはゾラのようなブランドにとって大きな意味を持つ。結婚式のプランニングは、ほとんどの場合、式場やロケーション、予算などの検索から始まる。それは土台づくりとなる瞬間であり、ゾラが長年輝きを放っていた領域だった。オーガニック検索結果でも、有料広告のプレースメントでも、ゾラはそのジャーニーの早い段階で登場し、それらの検索クエリを顧客につなげることに成功してきた。
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The post ゾラ、 AI 時代の検索変化に対応 信頼性でZ世代の心をつかむ appeared first on DIGIDAY[日本版].
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