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タイムが イベント 事業拡大へ。エディトリアルイベントの販売モデルとは?

タイム(Time)は、今年のイベントをほぼ倍増させている(2022年の10件から2023年は18件へ増加)。それに伴い、イベント収益を前年比55%増加させる予定だ。

この増加は、カスタムできるイベントの販売に改めて焦点を当てたことにある。2023年の新規イベントのうち4件はカスタムイベントとなっており、今年の8月に始まることが決定済だ。それ以外にも4件のカスタムイベントが現在調整中となっている。

タイムはこれまでもいくつかのカスタムイベントを手掛けたことがあるが、「今年はカスタムイベントがイベント販売戦略の焦点となる」と、エグゼクティブエディターでありイベント部門バイスプレジデントであるダン・マクサイ氏は述べた。なお、同社は昨年2022年にはカスタムイベントを開催していない。

カスタムイベントにより収益を拡大

マクサイ氏は、これをタイムのイベント事業の進化と評している。「今年は、過去の成功例に本腰を入れて取り組みたい。つまり、既存のエディトリアルフランチャイズ上にイベントを構築していく。しかし、ここからさらに新たなステージに達するために、我々と同じようにインパクトを生み出すことを使命とするブランドやパートナーを見つけたい」と同氏は述べている。

タイムのイベント事業は、2023年に数千万ドル(数十億円)の収益をもたらす見込みだが、マクサイ氏は具体的な収益額を提供しなかった。しかしながら、2023年の前半で同社のイベント収益は「百万ドル台半ばを超えた」と広報担当者は話している。昨年、同社のイベント事業は初めて1000万ドル(約14億円)の収益ラインを超えている。なお、同社のすべてのイベント収益はブランドのスポンサーシップから来ている。

タイムは今年、新たなエディトリアルイベントを4つ開催。4月のニューヨーク市でのタイムCO2アースアワード(Time CO2 Earth Awards)、6月のトライベッカ映画祭中のタイムスタジオス(Time Studios)イベント、そして11月にイスラエルとルワンダで予定されているタイム100インパクトアワードおよびガラ(Time100 Impact Awards and Gala)がそれに含まれる。

なお、これらのスポンサーには、以下のようなブランドがついているという。

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