
記事のポイント
- 新CEOに就任したギャレス・ホスフォード氏はナイキやオモルフォなどでの経験を生かし、キジックのオムニチャネル化を推進していく。
- キジックは現在、年間1億ドル(約140億円)を売り上げ、卸売やライセンス戦略を通じたグローバル展開を加速させている。
- CEO交代は単なる人事ではなく、ハンズフリー技術を武器に10億ドル規模のブランドをめざす成長戦略の一環である。
フットウェアブランドのキジック(Kizik)とその親会社であるハンズフリー・ラボ(HandsFree Labs)は、新たにギャレス・ホスフォード氏をキジックのCEOに迎えることを発表した。同氏は今後、同ブランドがオムニチャネルブランドとしてさらなる成長をめざすうえで指導的な役割を果たす予定である。
ナイキとオモルフォで培ったグローバル戦略経験
同氏は、過去6年間にわたって同社を率いてきたモンテ・ディアー氏の後任となる。小売業界で20年以上の経験を持ち、そのうち10年以上はナイキ(Nike)で英国・アイルランド担当のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めた。その後、コンバース(Converse)のCOOを経て、フィットネスアパレル系スタートアップ、オモルフォ(Omorpho)の立ち上げに携わり、COO兼CFOとして従事。さらに4年以上にわたってパートナーシップ戦略も統括してきた。
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The post ナイキ 出身者をCEOに起用 フットウェアのキジックが10億ドル企業へ布石 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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