
ニューバランス(New Balance)が、ついにスニーカー業界他社と同様に、ファーストパーティリセールに参入した。創業118年の歴史を持つ同社は2024年2月5日から、ニューバランス・リコンシダード(New Balance Reconsidered)という、顧客が中古のニューバランススニーカーを郵送または店舗に持ち込むことで、次回のオンライン購入に使えるクーポンと交換できるプログラムを開始した。同社によると、クーポンの価値は「季節や持ち込まれた商品の状態により変動する」という。これらの中古シューズは、同社オンラインストアの新しいセクション、リコンシダード(Reconsidered)で販売される。
ニューバランスは、ナイキ(Nike)やアディダス(Adidas)など他社スニーカーブランドのあとに続いて、自社リセールに参入した最新のブランドだ。この2年間で、ブランド直営の再販チャネルは、パタゴニア(Patagonia)、ザ・ノース・フェイス(The North Face)、スティーブマデン(Steve Madden)、マラ・ホフマン(Mara Hoffman)、ダイアンフォンファステンバーグ(Diane von Furstenberg)など、スニーカー以外のブランドからも数多く登場している。再販への動きは2022年に始まったが、2023年に入ってもその傾向がとどまる気配はなかった。インサイダーインテリジェンス(Insider Intelligence)によると、古着ファッションは2023年、米国で200億ドル(約3兆円)規模の市場に成長しており、今後も引き続き成長する可能性が高いという。この成長を牽引しているのは主にZ世代の顧客である。
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