
ハイドラフェイシャル(Hydrafacial)がメディカルスパチェーンのレーザーアウェイ(LaserAway)と提携、売り上げ増加を牽引し、フェイシャルサービス企業としての評判を高める狙いだ。
今回の提携により、ハイドラフェイシャルは、ほぼ月単位で顧客を来店させるトリートメントの入り口となると謳っている。顧客はその後、レーザーアウェイが提供する注射やレーザー脱毛、ボディコントゥアリングなどの追加トリートメントを受けることができる。ハイドラフェイシャルを所有するビューティヘルス(Beauty Health)によると、ハイドラフェイシャルの平均的な顧客は、1年に3カ所強のトリートメント施設を訪れるという。ハイドラフェイシャルはフェイシャルスパでは一般的なトリートメントであり、同ブランドは頻繁に広告やインフルエンサーのプロモーションを行っている。典型的なハイドラフェイシャルのサービスは、1回あたり約250ドル(約3万5440円)で販売されている。ビューティーヘルスカンパニーのCEO、アンドリュー・スタンレック氏は、ハイドラフェイシャルの顧客の90%が、マイクロニードリングや注射などの追加サービスを受けていると述べた。
「(パートナーは)ハイドラフェイシャルを利用して消費者との関係を築き、ほかのサービスをアップセルする実質的な機会がある」と同氏は述べた。
ビューティヘルスの第2四半期決算は8月9日に行われる。5月に発表された同社の第1四半期決算では、純売上高は前年同期比14%増の8630万ドル(約122.3億円)で、四半期ベースで2桁成長を続けている。ビューティヘルスは、2023年度の純売上高見通しを4.6億ドル(約652.1億円)から4.8億ドル(約680.5億円)に引き上げたが、これは消費者の需要が引き続き堅調であること、最新のハイドラフェイシャルマシン、シンデオ(Syndeo)が世界的に好調であること、中国での事業が再加速していることなどによるものである。医療チャネルは米国におけるビューティヘルスの売上の60%を占める。ハイドラフェイシャルは、エバーボディ(Ever/Body)などのメディカルスパチェーンやセフォラ(Sephora)の店舗と既存のパートナーシップを結んでいる。また、ハイドラフェイシャルはビューティヘルスのポートフォリオの要である。ポートフォリオにはほかに、スキンスタイラス(SkinStylus)のマイクロニードリングやケラヴィーヴ(Keravive)の頭皮のエクスフォリエーションも含まれている。
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