エージェンシーグループのピュブリシスグループ（Publicis Groupe）は、インフルエンサーマーケティングサービスを拡大するために、インフルエンサーマーケティング企業およびプラットフォームであるインフルエンシャル（Influential）を買収する意図があると、7月下旬に表明した。この契約は8月下旬に締結される予定で、財務的な条件は明かされていない。
この動きは、さまざまなインフルエンサーエージェンシーとプラットフォームが、ビジネスのタレントと、インフルエンサー管理またはテクノロジーの側、場合によってはその両方を成熟させることに注力しているなかで起きたものだ。
これにより、これらの企業はインフルエンサーマーケティングユニットへの投資と拡大を求めているホールディング企業にとっては特に魅力的なものとなった。
また、より広範なM&A分野の過熱を背景にしたものでもある。マーケティング企業のスタグウェル（Stagwell）は7月、イスラエルを拠点とするソーシャルコマースおよびインフルエンサーを中心としたデジタルエージェンシーのリーダーズ（LEADERS）を買収した。
これは同社がことし買収した7番目の企業だ。このデジタルエージェンシーはAIインフルエンサープラットフォームを運営しており、スタグウェルマーケティングクラウド（Stagwell Marketing Cloud）に参加し、インフルエンサーマーケティングの能力と、自社のPRプラットフォームであるプロフェット（PRophet）のテックサービスを拡充する。
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