
イノベーションといえば、突然現れて爆発的に広まるものだと考えがちだが、必ずしもそうではない。
ピュブリシス・メディア(Publicis Media)のイノベーション担当シニアバイスプレジデント、ジェシカ・バーガー氏によれば、AIであれ、インフルエンサーマーケティングプラットフォームであれ、新しいテクノロジーをテストするには、既存のトレンドやテクニックをベースにしながら、迅速にテストを行って汎用性を見いだせるようにすることが、時として重要になるという。
「私は、変化についてもっと早急に検討することを人々に勧めたい。なぜなら、変化のペースが速まり、あらゆる業界やテクノロジーに影響をおよぼしているからだ」と、バーガー氏はDIGIDAYに対して述べている。「そのため、変化を受け入れ、新しいものをテストしたり試したりすることに慣れる必要がある。どのようなブランドにとっても、どの分野に力を入れていようとも、これは極めて重要なことだ」。
ピュブリシス・メディアに入社する前、バーガー氏はウェーバー・シャンドウィック(Weber Shandwick)やピュブリシス傘下のPR会社MSLなどのPRエージェンシーで、デジタルマーケティングキャンペーンを担当していた。今は自身のチームとともに、スタートアップからサムスン(Samsung)のようなフォーチュン500企業まで、さまざまなクライアントと連携しながら、ブランドの新しい取り組みや次なる取り組みを支援している。
同氏のチームは、AR(拡張現実)、Web3ベースのクリエイティングサービス、ゲーム、没入型プラットフォーム、AIなどを駆使した革新的なストーリーテリングを専門としており、クライアントのために手がけている業務は、新しいテクノロジーの実験から新しい体験戦略の構築まで多岐にわたる。
バーガー氏は今回のインタビューで、コンテンツの自動化やインフルエンサーに特化したエージェンシーの成長といった変化が、ビジネスにどのような影響をおよぼしてきたのかを振り返った。
なお、このインタビューは、わかりやすくするために編集され、要約されている。
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The post ピュブリシス・メディアのイノベーション責任者が語る、 AI とイノベーション戦略で変化のペースに対応する方法 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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