
- ピンタレストはビジュアル検索を強化し、グローバル展開とAI活用で広告収益を拡大する。
- AI搭載ツール「Performance+」を提供し、広告運用の簡素化と参入障壁の低減を図る。
- ソーシャルコマースやサブスクを採用せず、広告を主軸に収益拡大をめざす。
ピンタレスト(Pinterest)は、2025年に大躍進すべく準備を進めている。ビジュアル検索を強化させ、世界展開を進め、パフォーマンス主導型ツールを展開してロングテールの広告主を呼び込もうとしているのだ。
ビジュアル検索は常にピンタレストのDNAの中核であり、特にこのプラットフォームが競合他社から抜きん出ようとしているいま、それが最優先事項であるのは当然のことでもある。
米DIGIDAYとのインタビューで、ピンタレストのパフォーマンス担当バイスプレジデント、マット・クリスタル氏は、具体的な内容は明らかにしなかったものの、「2025年後半には多くのことを共有できるだろう」と述べた。しかし、クリスタル氏は、それらの発表が「ピンタレスト独自のものであり、我々にできるような方法で現実的にそれができるところはほかにはない」とし、「我々の広告主にとって素晴らしい機会を開くことになる」と示唆した。
つまり、ピンタレストに注目してほしいということだ。
クリスタル氏は、ピンタレストの拡大計画について、非常に直接的に話してくれた。ピンタレストは、中核市場である米国とカナダ以外での広告収入の拡大に、より一層注力するつもりだという。米国とカナダでは、直近の四半期に合計で28億8000万ドル(約4280億円)の売上を上げた。これに対して欧州は5億9300万ドル(約880億円)、その他の地域は1億6900万ドル(約250億円)だった。
「(米国とカナダ以外でも)売上増加の可能性があることは分かっているが、いまはアドバンテージを確実に利用するための計画実行に集中している」とクリスタル氏は語る。[続きを読む]
The post ピンタレスト 、2025年はAI活用と広告戦略で成長を狙う appeared first on DIGIDAY[日本版].
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