
記事のポイント
- ファブレティクスは5年で売上倍増をめざし、卸売や直営店の拡大を進めている。
- 同社では「ミート・ザ・メンバー」などで定量データでは得られない顧客理解を深めている。
- さらに、従業員が年1回店舗勤務し、現場観察を商品開発や戦略に活かしている。
フィットネスウェアブランドのファブレティクス(Fabletics)は、現在大規模な成長計画を進行中である。同ブランドは、年間売上高を現在の9億ドル(約1300億円)から今後2年間で10億ドル(約1440億円)以上に、さらに今後5年間でその倍となる規模まで引き上げることを目標としている。
この戦略の一環として、ファブレティクスは大手小売チェーンのノードストローム(Nordstrom)などの卸売チャネルへの参入を開始し、アイダホやサンディエゴなど、複数の地域で直営店の展開を加速させている。
メンバー中心のアプローチが成長の軸
CMOのカーリー・ゴメス氏によれば、同社の成長戦略はあらゆる側面において「メンバー中心」で設計されているという。現在ファブレティクスは250万人以上のメンバーを擁し、今年に入って新たに7カ国でサービスを開始した。
ゴメス氏は、米Glossyの取材に対し、同社にとってもっとも重要なのは「メンバーが何を求めているのかを常に理解すること」だと語っている。
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The post ファブレティクス 、会員250万人の声を成長エンジンに 実店舗と対話から導くプロダクト戦略 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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