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ホームデポが リテールメディア の成果指標として新たに「ROMO」を提唱 RMNのエコシステムは変化の時期へ

記事のポイント

  • リテールメディアの効果測定に不満が高まり、米ホームセンター大手のホームデポはROMOという新指標を提案した。
  • ROMOは広告費用対効果を表すROASと比べ、ブランド認知やリテンションなどの成果も評価対象とする。
  • リテールメディアはROAS偏重から脱却し、ブランド予算獲得へとシフトを進めている。

リテールメディアネットワーク(RMN)に対してより詳細なインサイトを求めるマーケターの声はいまや最高潮に達している。昨年1月、IAB(Interactive Advertising Bureau)とMRC(Media Rating Council)はリテールメディア広告の効果測定基準を策定した。

これまでにインスタカート(Instacart)をはじめとする複数の小売企業がこの基準への準拠を表明している。それでも、マーケターの疑念は晴れない。とりわけ、「この売上は広告なしでも達成できたのではないか?」という疑問は根強く残る。

これを受けて、米ホームセンター大手のホームデポ(The Home Depot)は新たな略語「ROMO」を提案している。ROMOは「Return On Marketing Objectives(マーケティング目標に対する投資効果)」の頭字語で、広告費用対効果を表すROASと合わせ、キャンペーン効果のより包括的な評価を可能にするものだという。

足並みを揃えるための新たな指標

ホームデポのマーケティング測定担当シニアディレクターであるザック・ダーコウ氏は、アトランタで開催された第2回インフロント(InFronts)で、350人のサプライヤーとマーケターおよびホームデポの従業員を前に登壇し、「ROMO」という新たな指標を提案した。[▼会員登録をして続きを読む▼]

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