
ヤシの木、比較的過ごしやすい気候、活気に満ちたシティライフのマイアミは、美容の主要都市として台頭しつつある。
マイアミは、アート・バーゼルのような華やかなイベントでラ・プレリー(La Prairie)などの美容ブランドを惹きつけていることもあり、ジェットセッター([自家用]飛行機で世界中を飛び回る人のこと)やパーティ好きな人々にとって長年魅力的な街となっている。しかし、2020年にニューヨーカーの大移動によってエンパイアステート(ニューヨーク州)の住人がサンシャインステート(フロリダ州)に移住し、民族や世代の多様性の高まったこともあり、ここ3年ほどで美容業界にとってその魅力がさらに高まっている。2021年、美容注射を製造するプランプ(Plump)は、2017年の創業以来4つ目の拠点をマイアミにオープンしたが、これはニューヨーク以外で初の拠点だった。フィットネス企業のバリーズ(Barry’s)は2021年、ロサンゼルスからマイアミに本社を移転し、グロシエ(Glossier)は2022年にマイアミのポップアップを常設化した。ニューヨークに米国本社を構えるスペインのファッションおよびフレグランスの複合企業であるプーチ(Puig)は、2023年にトラベルリテールの担当社員向けにマイアミオフィスを設けた。また最近では2023年12月にメイシーズ(Macy’s)が、マイアミのデイドランドモール店内に高級なビューティー小売コンセプト店をオープンし、(米国最大級のB2B美容展示会である)コスモプロフノースアメリカ(Cosmoprof North America)は、2024年1月に初めてマイアミで開催された。マイアミ在住の著名な美容業界のリーダーには、クラウンアフェア(Crown Affair)創業者でフロリダ出身のディアナ・コーエン氏がいる。また、美容飲料ゴージィ(Gorgie)創業者ミシェル・コルデイロ・グラント氏や、グロウレシピ(Grow Recipe)共同創業者のサラ・リー氏は、共に2020年からマイアミに移住している。
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