
記事のポイント
- マイクロソフトはXandr Investを2026年に閉鎖し、AI中心の広告戦略へと舵を切った。
- 業界ではDSPとSSPの機能が重なり始め、キュレーションを巡る競争が激化している。
- DSPの衰退とSSP主導の取引拡大により、プログラマティック広告の勢力図が再編されつつある。
5月14日、マイクロソフト(Microsoft)はDSPであるザンダー・インベスト(Xandr Invest)を閉鎖することを明らかにした。2026年2月28日までに業務を終了するという。
理由としては、同プラットフォームが現在進化中の事業の優先事項と一致しなくなったためだ。この動きは、AI駆動型広告への広範な戦略的転換を示すものであり、多くの人がかつて知っていたアドテク企業、アップネクサス(AppNexus)の終焉をも意味している。
閉鎖の根本的な理由は、従来型のDSPではマイクロソフトが将来的に想定しているような、プライベートでパーソナライズされ、対話的な広告体験を支えることができないという同社の考えにある。多くの人にとって、これはアドテク業界における統合の前触れであり、広告主の予算には限りがあることの象徴でもある。[▼会員登録をして続きを読む▼]
The post マイクロソフト のDSP閉鎖、アドテク企業の統合とAI戦争の兆候か appeared first on DIGIDAY[日本版].
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