
コンテンツクリエイターが名声と影響力を高めるにつれて、マーケターはブランドセーフティについて、従来の考慮事項にこだわらないことを学んできた。
オンラインコンテンツの世界でもっとも注目されているクリエイターのひとつがAMPだ。AMPは「Any Means Possible(何でもあり)」の略で、人気インフルエンサーのカイ・セナト氏、デイビス・「アイムデイビス」・ドッズ氏、デューク・デニス氏、ディン・「エージェント00」・ムクタル氏、ロベルト・「ファナム」・ゴンザレス氏、クリストファー・「クリスネクストドア」・ディンボ氏が参加するクリエイター集団だ。
2024年、セナト氏がツイッチ(Twitch)で急成長を遂げ、多数のセレブリティがゲスト出演したおかげで、AMPのフォロワー数はプラットフォーム全体で延べ数千万人に膨れ上がり、AMPとそのメンバーはプライズピックス(PrizePicks)、バング・エナジー(Bang Energy)などのブランドとスポンサー契約を結んだ。
ドッズ氏はバング・エナジーとのスポンサー契約について、「彼らは素晴らしいパートナーだ。なぜなら、我々にコンテンツ制作の大きな権限を与えてくれるためだ」と述べている。「彼らは大まかなアイデアだけを知りたがっている。そして、彼らが賛同すれば、彼らは支援してくれる。しかも、ほぼ例外なく賛同する。これは素晴らしいことだ。なぜなら、何らかの妨害が入る心配がないためだ」。
AMPのコンテンツは、何でもありの狂乱的な内容で有名になった。チームメンバーとゲストが演技でけんかをはじめたり、薬物使用や性的な話題になったりと、物議を醸しかねない領域に踏み込むこともある。しかし、こうした際どい要素があるにもかかわらず、AMPはブランドセーフティについて、スポンサーやパートナーから苦情を受けたことがない。
「我々がライブ配信したコンテンツで、企業に問題が生じたことはない」とドッズ氏は話す。「いくら強調しても足りないことがある。それは、互いに信頼できるパートナーを持つことが本当に重要だということだ。私が個人的に仕事をしたなかで、コンテンツを見て『これはクレイジーすぎる』と言った企業はない」。 [続きを読む]
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