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メイドウェル、アメリカンイーグルも参入 ファッションブランドが サブスタック に商機見出す

記事のポイント

  • ファッション業界が自己表現に適した場としてサブスタックを活用し、読者との新たな関係構築を目指している。
  • メイドウェルやアメリカンイーグルなどは販売よりストーリーテリングを重視し、ブランドの新たな一面を見せている。
  • 特にエムエム・ラフルールはサブスタックへの移行後、質の高いコンテンツで顧客との関係を深化させ、売上も上昇している。

アパレル業界において、「ブランドからサブスタック(Substack)へ」の流れは加速の一途をたどっており、その勢いは衰える気配がない。

ザ・リアルリアル(The RealReal)からメイドウェル(Madewell)、トリーバーチ(Tory Burch)まで、多くの企業がこのプラットフォームに参加し、長文エッセイからルックブック、スタイリング動画まで、さまざまなコンテンツを発信している。実際、Vogueビジネス(Vogue Business)によると過去1年でファッションおよびビューティーカテゴリーにおける出版物と購読数は倍以上に増加したという。

「ファッション×自己表現」に最適な場、サブスタック

Modern Retailの取材を受けたブランド幹部によれば、サブスタックはファッションコンテンツと本質的に相性がいい。というのも、ファッション業界は自己表現を基盤としているからだ。読者は最新プロダクトのスタイリングを知りたいだけでなく、カプセルワードローブの組み立て方、新しい仕事にふさわしい服装、デザイン業界で一歩リードする方法などについても学びたがっている。一方でアパレルブランド側にとっては、サブスタックを通じて新たなオーディエンスへリーチし、企業のインタラクティブな一面を披露することができる利点がある。

アメリカンイーグル(American Eagle)のCMOであるクレイグ・ブロマーズ氏はModern Retailにこう語る。「TikTokは我々のひとつの姿、インスタグラムはまた別の姿、スナップ(Snapではブランドの異なる個性を表現している。そして今、サブスタックは我々が自己表現し、カルチャーのなかでの位置づけを語る新たなチャンスなのだ」。

ブランドがサブスタックを使った取り組みは以前から行われていたが、それはほかのライターのサブスタック上でのスポンサード投稿が主であった。だがここ数カ月で明らかなシフトが見られている。Modern Retailの報道によれば、ファッション業界に限らず、より多くの企業が自社ブランド名でニュースレターを発行するようになっている

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