TikTokの参入により、パブリッシャーにようやく日が当たることになるかもしない。エンターテインメントアプリのTikTokは、パブリッシャーにとって切実な収入源になる可能性がある。少なくとも将来的には、という話だ。
まだ早期段階ながら、TikTokは、パブリッシャーとの関係を優先し、収益化の機会を増やすことで、少なくともパブリッシャー向けの姿勢を示している。
パブリッシャーの収益化運用に関わる変化
TikTokの米国における将来が不確実な現状で、同社の最新の再構築ラウンドでは、クリエイターとパブリッシャーに直接影響を及ぼす変化が起きていると報じられている。ジ・インフォメーション（The Information）によると、パブリッシャーに影響する変更の一部には「パブリッシャーの収益化運用」という新しい用語が含まれており、ハリッシュ・シャルマ氏が率いていると思われる。同氏のLinkedInプロフィールには今でも、同氏がこのTikTokプラットフォームにおけるスポーツとゲーム担当のグローバル責任者であると記されており、TikTokはこの記事について直接コメントしていない。
しかしLinkedInによると、ロンドン在住のナタリナ・マニ氏（従来は欧州、ロシア、イスラエルのコンテンツ戦略および運用責任者）が1月にパブリッシャー運用のグローバル責任者に就任し、ロンドン在住のエドワード・リンデマン氏（従来はTikTokのエンターテインメント責任者）が4月にパブリッシャー運用のUKIN（英国とアイルランド）責任者に任命された。
同様に、ロサンゼルス在住のアニー・ジェイコブ氏も、以前はグローバル商品戦略および運用チームに所属していたが、5月にグローバルパブリッシャーソリューションチームの職に就いたとLinkedInに投稿した。LinkedIn上でTikTokを「パブリッシャーの収益化運用」で検索すると、合計36人のリストが表示される。続きを読む
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