
記事のポイント
- ニューズウィークでは、メタ傘下のスレッズ(Threads)からのリファラルトラフィックが急増し、ある日には過去5年で最多となった。
- メタは2025年1月に政治ニュースへの対応方針を転換し、Threadsへの投稿頻度を増やしたパブリッシャーではトラフィックが数倍~数十倍に増加した。
- 一方で、スレッズのトラフィックは全体のごく一部にすぎず、持続的な成果を期待して投資する動きは少ない。
「ソーシャルがオーディエンス獲得手段として復活した」。
3月19日、米ニュース誌ニューズウィーク(Newsweek)のオーディエンス開発担当シニアバイスプレジデントであるジョシュ・オートリー氏は、同社のWebサイトにおける1日あたりのソーシャルリファラルトラフィックが過去5年間で最多となったことを受け、米DIGIDAYにこのように語った。
オートリー氏によれば、すべてのプラットフォームを合算したニューズウィークへのソーシャルリファラルは、2024年3月の1日平均と比較して約10倍に増加している。1年前の同時期において、ソーシャルがトラフィックミックス全体に占める割合は3%未満であったが、2025年3月には2倍以上に上昇し、過去1週間では3倍近くに達したという。
ニューズウィークにおけるスレッズ(Threads)経由のリファラルトラフィックは、2025年1月以降急増し、20倍に拡大した。それ以前の1日あたりのページビューは数千程度にとどまっていたとオートリー氏は述べている。
現在、スレッズはXを上回るトラフィックをもたらしているが、フォロワー数はXの350万人に対し、メタが2023年7月にローンチしたスレッズは16万人に過ぎない。オートリー氏は、スレッズにおけるエンゲージメントも向上していると補足している。[続きを読む]
The post メタ が手のひら返し? スレッズで一部パブリッシャーのトラフィックが急増 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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