
Glossyが、10月に、一部の男性たちに自分のアパレル購入に影響を与えているインフルエンサーについて質問したところ、ジェームズ・ボンドのような架空の人物から自分の祖父にいたるまで多岐にわたる回答があった。しかし、そのなかに何度も挙げられた名前があった。アルバート・ムスキス氏だ。
服へのこだわりと愛情を表現するムスキス氏
エッジー・アルバートとして知られるこの28歳のTikTokとインスタグラムのクリエイターは、「コンテンツクリエイター」という表現には抵抗があるとGlossyに語っている。
「すごく奇妙で、すごく漠然としている」とムスキス氏。「メンズウェアのコンテンツクリエイターという肩書きとそのスペースを共有している人々の多くは、服を着て金儲けができることに気づいたモデルに過ぎない。衣服や服の製造に使われた技術に対して真の愛情を持ってはいない」。
着る服へのムスキス氏の細かいこだわり(多くの服はビンテージ品で、ラルフローレン(Ralph Lauren)のようなアメリカの伝統的なメンズウェアデザイナーによるもの)が、インターネット上での彼のプレゼンスの特徴である。これはここ数年で出現しているメンズウェアに対する一種のオタク的なアプローチを代表するもので、衣服への細かいこだわりが一般的である。
ほかのコンテンツクリエイターがセクシーな投稿をする一方で、24.5万人のフォロワーがいるムスキス氏のインスタグラムアカウントは、セルビッジデニムの歴史について長々と語ったり、1980年代のリーバイス(Levi’s)のカタログのキャッシュを探索する動画であふれている。彼は、ヴァッサー大学で歴史を学び、デニムの歴史に関する論文を書いている。
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