dairy

リテールメディア に向けたマーケターの目線はやや厳しい目に? よりインクリメンタリティを優先した傾向で

記事のポイント

  • RMNは広告主から高い関心を集めるが、マーケターは効果を厳しく精査している。
  • ROASからインクリメンタリティへの指標転換が進み、広告効果の測定が重視されるように?
  • RMN各社は競争激化のなかで測定基準の改善を進めるが、標準化の遅れが課題となっている。

広告主はリテールメディアネットワーク(RMN)に多額の予算をつぎ込んでいるが、現場を預かるマーケターたちはキラキラ光るこの最新の流行にやや厳しい精査の目を向けはじめている。RMNのセールスポイントはそのファーストパーティデータと売上を正確に追跡できる可能性だ。しかし、マーケターはRMNを運営する小売企業がその公約を十分に果たしていないと考えている。

今年は効果計測がこれまでよりも重視されるようになるかもしれない。従来、マーケターが効果のある(あるいは効果のない)キャンペーンや広告を特定するうえで、もっとも重要な判断基準とされてきたのはROAS(広告費用対効果)だが、広告主がこのROASよりも「インクリメンタリティ」という指標を優先する傾向が見られるからだ。

クローガー(Kroger)傘下の84.51°でクローガープレシジョンマーケティング(Kroger Precision Marketing)のプロダクト戦略およびメディア運営担当バイスプレジデントを務めるクリスティン・フォスター氏は、米DIGIDAYに宛てた電子メールで「小売企業はインクリメンタルな(増えた分の)売上をほかのどのメディア企業よりも正確に報告することができる」と述べている。「クローガーで取扱のあるどの商品カテゴリーでも、ベースラインとなる有機的な売上高がどの程度であるべきかを正確に把握しているからだ」。[続きを読む]

The post リテールメディア に向けたマーケターの目線はやや厳しい目に? よりインクリメンタリティを優先した傾向で appeared first on DIGIDAY[日本版].

Source: New feed

ABOUT ME
wpmaster
wpmaster
英語大好き人間のenglisheaterです。このブログではこのような英語に関する情報提供をしていきたいと思います。よろしくお願いします。