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リブランディング は通過儀礼 米国のD2Cブランドらが学んだ教訓とは

記事のポイント

  • 成長や全国展開、製品変更を機に、リブランディングを選ぶ企業が増えている。
  • リブランディングは「理由の明確化」「段階的実施」「競合調査」が成功の鍵である。
  • 過剰支出や外部依存を避け、ブランドの基盤やメッセージを自ら理解する重要性が語られた。

リブランディングは、多くのスタートアップにとって重要な通過儀礼である。しかし、誰もが注目を集めようとしている競争の激しい市場で、それを正しく行うためには知識と技術が必要だ。

6月、スーパーマーケットチェーンのホールフーズ(Whole Foods)に進出したアルミニウムフリーデオドラントブランドのクレオアンドココ(Cleo and Coco)のように、一部の企業は全国展開のタイミングでブランドを刷新している

それ以外には、たとえば家庭用品ブランドのフルサークル(Full Circle)は、それまでのメッセージの伝え方に問題があることに気づき、リブランディングを開始している。また、サプリメント飲料会社のムーンブルー(MoonBrew)は、エネルギーではなく睡眠に重点を置くようになったことを反映してヌーンブルー(NoonBrew)から社名を変更したが、このように製品ラインアップを変更する際にリブランディングを行う企業もある

マーケティング会社のコースタジオ(Co/Studios)のミゲル・ガルシア・カスティージョ氏によると、多くのスタートアップは急成長したあとにリブランディングを考えることになるという。

「成長の過程で、生き残るために短期的な決定をする。そして、あるところまで達すると、振り返ってこういうだろう。『こんなところにまで来たなんて信じられない。このブランドで本当は何を表現したいのか、見直す必要があるのではないか』」。カスティージョ氏は「手持ちのリソースで生き延びてきたとしても、ある時点で、成功のためにはリブランディングとブランドエボリューションが必要になる」と続ける。

しかし、それは必要なプロセスとなることが多い一方で、過剰に支出したり、的外れなものとなったりすることも多い

ここでは、クレオアンドココ、フルサークル、ムーンブルー、コースタジオが最近経験したリブランディングで学んだ教訓を要約して紹介する。

すべきこと:理由を明確にする

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