
- LinkedInは新たなクリエイター指標を導入し、投稿ごとのフォロワー増加やリンククリック数などの可視化を可能にした。
- 新指標はB2BマーケターにとってROIの判断材料となり、クリエイターにとっても売り込みや最適化に役立つ。
- 同時に無料リンク機能を削除し、カスタムボタンの利用をプレミアム会員に限定するなど収益化強化の動きも見られる。
LinkedIn(リンクトイン)は、ブランドやマーケターにプラットフォームの影響力やROIについて、より深い洞察を提供することを目的に、さまざまなクリエイター向けの指標を導入した。
5月28日より、LinkedInのクリエイターは、各投稿から獲得したプロフィールのビュー数やフォロワー数、および各投稿から生じるクリエイターの「カスタムボタン(クリエイターのオンラインショップやニュースレター、そのほか好みのWebページにフォロワーを誘導するボタン)」のクリック数を追跡できるようになった。
LinkedInの製品管理担当バイスプレジデントのギャンダ・サチデヴァ氏によると、「この投稿で獲得したフォロワー数」という指標は、たとえば、クリエイターが自分の投稿がどのように成長を促しているかを理解するのに役立ち、ブランドと協力する際に活用できるという。「一方で『プレミアム カスタムボタン インタラクション(プレミアム会員向けのWebサイトやニュースレターへのクリックなど)』は、自分たちのコンテンツがどのようにアクションを引き起こすかを示す方法を提供するもので、パートナーシップを確保する上で価値がある」とサチデヴァ氏は補足している。
新指標でB2B向けコンバージョン重視を強化
LinkedInの新たな指標と、同社が以前クリエイターと共有していた分析(プラットフォームが2月にローンチした平均動画視聴時間メトリクスなど)との違いは、ひとつに新しい指標がボタンクリックなどのコンバージョンに焦点を当てている点が挙げられる。
ジジ・ロビンソン氏やリンゼイ・ギャンブル氏といったLinkedInのクリエイターたちは、これまで協力してきたブランドの多くは、ほかのどの指標よりもコンバージョンを重視していたため、新しい指標は潜在的な広告主への売り込みを強化するのに役立つだろうと話す。
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The post リンクトイン 、クリエイター指標を拡充しROI可視化を強化 B2Bマーケターの投資判断を支援 appeared first on DIGIDAY[日本版].
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