
- レゴは広告内製化の一環として、メディアバイイングの強化を検討中。
- メディア支出の一部を内製化し、デジタル分野を重点的に再編成している。
- エージェンシーの役割は保ちつつ、効果的な戦略的内製化を模索中だという。
デンマークのブロック玩具メーカーであるレゴグループ(LEGO Group)は10年にわたり、クリエイティブ広告のニーズに社内で対応してきた。そして今、社内でのメディアバイイング能力の強化にも取り組んでいる。
レゴは、グローバルメディアチームを再編成し、7月にピュブリシス・ワン(Publicis One)をグローバルメディアエージェンシーに指名したのに続き、社内のメディア専門知識の向上を目指して人材を募集している。
現在採用を進めているグローバルメディアアクティベーション担当バイスプレジデント職は、社内のマーケティング活動とメディアエージェンシーの活動を調整する役割を担う。レゴのマーケットおよびチャネルマーケティング担当シニアバイスプレジデントのクレア・ウォー氏によると、同社は広範な「マーケティング変革」の一環として、メディア支出のどの分野をインハウス化できるか見直しているところだという。
9月には、それまで地域の担当幹部が管理していたメディアアクティベーションのチームを再編し、ひとつのグローバルユニットに統合した。「我々は確実に近代化を進め、規模を拡大し、デジタル能力の補強と向上を図る必要がある」とウォー氏は米DIGIDAYに語った。なお、レゴはメディア支出の具体的なコスト削減を目指しているのか、あるいは社内管理の対象とするチャネルを特定しようとしているのかについて、コメントを避けた。続きを読む
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