
ラグジュアリービューティーブランドのロレアルパリ(L’Oréal Paris)が主催し、2024年で19年目となる「Women of Worth(価値ある女性)」プログラムは、企業の社会的責任(CSR)、慈善活動、そして世界最大のビューティー企業に対するブランド愛が高まり続けていることを示す伝統あるイベントだ。現在、それは影響力を最大化しようと進化している。
「『私にはその価値があるから(because I’m worth it)』というキャッチフレーズは50年前、女性に大きな発言権が認められていなかった時代、ある種の革命的な瞬間に生まれた」と、ロレアルパリUSAのプレジデントのアリ・ゴールドスタイン氏は米グロッシーに語った。「そしてこのキャッチフレーズは、単なるビューティー製品の販売ではない、より深い当社のブランドの目的を物語っている」。
慈善活動はより広範なCSRの一部で、ビューティービジネスの拡大においてますます重要な要素となっている。ハーバードビジネススクール(Harvard Business School)が2021年に発表した報告書によると、調査対象となった消費者の77%が、世界をより良くすることに取り組んでいる企業から購入したいと答えている。「消費者は素晴らしい製品を提供するブランドを求めているが、それ以上のことをするブランドも求めている」とゴールドスタイン氏は述べた。
CSRは従業員の定着にも役立つ。同じ調査で、従業員の70%が強い目的意識のない会社では働きたくないと答えており、強い目的意識のある会社で働く従業員の92%が、自分のコミュニティの求職者に自分の会社を勧めるだろうと答えている。
社会貢献する女性リーダー10名を表彰
ロレアルによると、この「Women of Worth」プログラムの中心は、国内でもっとも差し迫った問題のいくつかに対して前向きな変化をおよぼす力があると評価されて「Women of Worth」アワードを受賞した全米各地の非営利団体のリーダー10名だ。どの理念を支援するかを選ぶことはブランドにとって難題だが、ロレアルは毎年、現代の女性に影響を与える問題を中心に受賞者を選定している。[続きを読む]
The post ロレアル 、社会貢献する女性リーダーを支援する「Women of Worth」プログラムの進化 appeared first on DIGIDAY[日本版].
Source: New feed
