記事のポイント
- エージェンシーは財務的視点でのマーケティングを強化し、顧客データ分析や利益拡大に貢献している。
- また、AI活用でリソースを効率化し、クライアントの業態に応じた指標設定と収益増加を目指している。
- 従来のメディアバイイングの役割を超えて、エージェンシーの能力が多様化され始めている。
景気圧力とコンサルタント企業との競合が沈静化の兆しを見せないなか、エージェンシーはクライアントのため、専門性を財務およびビジネスインテリジェンスへと拡大しつつある。こうした戦術は、コンサルティング企業やプライベートエクイティ企業との協働から、クライアントの投資データや顧客データを分析するビジネス・AIプラットフォームの開発まで多岐にわたる。
グロースマーケティングエージェンシーのマーカシー（Markacy）の場合、共同創業者のタッカー・マセソン氏は、広告購入とデジタル戦略の統合を目標に掲げ、財務と戦略の両面からクライアントの利益拡大に努めている。
「従来のエージェンシーモデルは支出管理とクリエイティブの検証に特化していた。我々はもちろんこれらも手掛けるが、現実にはますますビジネスの受託者としての性質を帯びつつある」とマセソン氏は語る。続きを読む
The post 変わりゆく エージェンシー の役割。財務ベースのマーケティングとビジネスインテリジェンスの専門性を高める理由 appeared first on DIGIDAY［日本版］.
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