
記事のポイント
- 多様性重視のブランド施策が縮小し、マイノリティ系クリエイターが契約の機会を失いはじめている。
- 中堅やライフスタイル系のインフルエンサーが苦戦する一方で、マイクロ・ニッチ系が支持を集めている。
- SNSに依存しないビジネス展開が加速し、長期的なキャリア視点での収益モデルが求められている。
TikTokの禁止措置や、関税によってマーケティング予算が圧迫されるなど、2025年前半のクリエイター経済には成長痛がつきまとった。2025年後半に突入するいま、ブランドの支出方法やクリエイターのマネタイズ手法に関するトレンドが、より明確になりつつある。
いわゆる「カルチャーウォーズ(文化的対立)」の渦中において、DEI(多様性、公平性、包括性)を軸としたキャンペーンへの取り組みを、マーケターたちは控えるようになっている。
その余波を最も受けているのが、多文化的背景を持つクリエイターたちだ。一方で、ライフスタイル系や中堅規模のインフルエンサーは、マイクロインフルエンサーやニッチなクリエイターへの関心が高まるなかで、ブランドの支出対象から外される傾向が強まっている。
さらに、TikTok禁止を受けて「クリエイターとしての寿命」も話題にあがるようになっており、クリエイターはプラットフォーム外でのビジネス構築を真剣に考える必要に迫られている。
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The post 変わる インフルエンサー たちの生存戦略 TikTok禁止措置、関税、DEIの撤退といった混沌のなかで appeared first on DIGIDAY[日本版].
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