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少ない予算で ブランド構築 戦略を迫られるマーケター。成功のカギは新興測定企業の台頭か?

記事のポイント

  • マーケターはブランド構築戦略に戻りつつも、測定改善を最優先事項に据えている。
  • システムワンやアイスポットなどの測定企業が、広告効果を測定する多様なソリューションを提供で好調。
  • CTVやデジタル動画への支出が増え、測定とその効果を証明する必要性が高まっている。

マーケターはここ数カ月、ブランド構築戦略に回帰し始めている。だからといって、パフォーマンスマーケティングのベースにある考え方を完全に放棄してしまったわけではない。

その兆候のひとつが、システムワン(System1)、アイスポット(iSpot)、イーディーオー(EDO)のような新興測定企業の台頭だ。各社は、マーケターがブランド広告(クリエイティブ)のインパクトを追跡できるようなソリューションを提供している。彼らのテストソリューションは、広告主がスーパーボウルのようなTV向け大イベントのために確保したメディアとクリエイティブの予算を最適化し、最終的に正当化するために用いられている。

現在、キンバリークラーク(Kimberly Clark)やナイキ(Nike)といったブランドが「市場をリードするクリエイティブ」に回帰しているものの、業界全体のマーケティング予算は近年縮小している。

ガートナー(Gartner)が最高マーケティング責任者(CMO)を対象に2024年に行った調査によると、マーケティング予算は企業全体の売上高の平均7.7%を占め、2019年の10.5%から減少。つまり、マーケターは例年よりも勝ち目の薄い手でブランド構築戦略を追求しているわけだ。

マーケターの優先事項は測定の改善

そのため、多くのマーケターにとってメディア投資の測定を改善すること(多くの場合、メディア・ミックス・モデリング[MMM]を通じて)は最優先事項であり、Googleとメタ(Meta)は、「メリディアン(Meridian)」のようなメディア追跡ツールをリリースすることによって、それを利用しようとしている。[続きを読む]

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