
野球帽とジャージの小売店であるリッズ(Lids)は、カスタマイズにさらに重点を置いて新年を迎える。
北米とヨーロッパに1000を超える店舗を展開しているリッズは、20年以上にわたり店内で帽子に刺繍をするサービスを提供してきた。だが、2025年には、刺繍、ワッペン付け、ブリム成形を行うステーションを備えた新しいセクションを店舗内に設ける予定だ。リッズのプレジデントのボブ・ダーダ氏は米モダンリテールに、リッズがカスタムゾーン(Custom Zone)と呼ぶこのサービスは、4月に20店舗で開始し、2025年末までに「さらに数百店舗」に拡大すると語った。
さらに、リッズは「プロセスをモダナイズし、よりスムーズにする」ために、一部の店舗において自分で帽子をデザインできるデジタルキオスクのような新技術にも投資しているという。
「誰もが知っているとおり、当社はたくさんの帽子やジャージなどのアパレル商品を扱っているが、このカスタムゾーンによってそれを次のレベルに引き上げ、市場で今よりももう少し革新的でユニークな存在になれるだろう」とダーダ氏は述べた。「いつもと違うことができることにわくわくしている」。
個人から企業まで対応するカスタマイズサービス
現在、顧客はリッズの店頭かオンラインで、フォーティセブン(’47)やニューエラキャップ(New Era Cap)などのブランドのカスタムハットを注文できる。買い物客はまず、帽子のシルエット、サイズ、色を選ぶ。次に、文字とデザインを追加する。ライセンスを受けたスポーツチームのロゴ、州の旗、さらには「ピーナッツ(Peanuts)」のキャラクターなど、何千もの既製の画像から選ぶことができる。サイズが適切で、使用が認められているものであれば、独自の画像を使うこともできる。[続きを読む]
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