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新作が「 コール オブ デューティ 」史上最大のリリースに。アクティビジョンの巧みなプッシュ型マーケティング戦略とは

記事のポイント

  • 「コール オブ デューティ ブラックオプス6」は史上最大のオープニング週末を達成し、大衆文化に浸透する強力な影響を示した。
  • アクティビジョンはスポーツやクイズ番組を活用し、主要キャラクターを中心としたキャンペーンで2億6800万インプレッションを獲得。
  • 「ブラックオプス6」の成功を背景に多くのブランドが広告に参入し、ゲームの社会的認知とブランドの安全性への懸念が薄れている。

ビデオゲームの世界では、今なお「コール オブ デューティ(Call of Duty)」が王者である。10月25日には「コール オブ デューティ ブラックオプス6(Call of Duty: Black Ops)」が発売された。

「ブラックオプス6」の話題性は、「コール オブ デューティ」がいかにメインストリームの大衆文化にうまく入り込んでいるかを示している。今回のリリースを後押しするにあたり、アクティビジョン(Activision)は、シリーズの人気キャラクターである「リプレイサー(Replacer)」を、「ホイール・オブ・フォーチュン(Wheel of Fortune)」や「ジェパディ!(Jeopardy!)」といったクイズ番組を含む幅広い人気エンターテインメントや、ESPNのスポーツセンター(Sportscenter)、スカイスポーツ(Sky Sports)などのスポーツ番組に投入するというマーケティングキャンペーンを展開した。

アクティビジョンの「ブラックオプス6」のプッシュ型のマーケティング戦略は功を奏したようだ。同社が米DIGIDAYに提供したデータによると、この「リプレイサー」というキャラクターを起用したコンテンツは、プラットフォーム全体で2億6800万インプレッションを獲得している。

今回のリリース後、マイクロソフト・ゲーミング(Microsoft Gaming)は「ブラックオプス6」が総プレイヤー数とプレイ時間で「コール オブ デューティ」史上最大のオープニング週末を達成したと発表したが、具体的な数字については明らかにしていない。10月30日に行われたマイクロソフトの第1四半期決算説明会で、同社CEOのサティア・ナデラ氏はローンチの成功を強調し、「マイクロソフトのゲーマーがいる場所でゲーマーに出会う戦略の結果である」と述べた。

「ブラックオプス6」のプッシュ型のマーケティング戦略について詳しく知るべく、米DIGIDAYは以下の解説付きQ&AのためにアクティビジョンのCMOであるタイラー・バール氏に話を聞いた。以下のインタビューは、わかりやすくするために編集と要約を行っている。[続きを読む]

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