
記事のポイント
- 2025年3月のGoogleコアアップデート後も、検索トラフィックに大きな変動はみられず、ディスカバー経由の流入が増えている。
- Redditの検索上位表示やAI Overviewsの導入で、一部パブリッシャーは検索順位やCTRの低下に直面している。
- GoogleはAI検索と検索収益の両立を図りつつ、ディスカバー拡充でパブリッシャーとの関係維持を模索している。
まだ終末は訪れていない。Googleが3月に実施したコアアップデートにより、一部のパブリッシャーでは検索トラフィックがやや減少しているが、AI Overviewsによる影響をGoogleディスカバーが補っている状況だ。
Googleは、新たなタブ形式で提供される生成AI検索体験「AI Mode」を導入しはじめており、参照トラフィックの減少を懸念する声もある。
しかし、4人のパブリッシャー幹部によれば、現時点では検索トラフィックは比較的安定しているようだ。
チャートビート(Chartbeat)のメディア研究員であるシンシア・ブー氏によると、4000を超えるグローバルサイトの参照トラフィックデータから、2025年に入って以降もGoogle検索とディスカバーのトラフィックに大きな変化はみられていないという。
チャートビートの分析によれば、今年1月から4月にかけてGoogle検索のページビューは9%減少した一方で、Googleディスカバーのトラフィックは約6%増加した。また、3月から4月にかけてのページビューはほぼ横ばいだった。
パブリッシャーの見解。影響は限定的、過去アップデートのほうが深刻
複数のパブリッシャー幹部はDIGIDAYの取材に対し、3月のGoogleコアアップデート以降、Googleからの参照トラフィックに大きな変動はみられないと語っている。
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The post 検索減をディスカバーが補完する? 今、 Google とパブリッシャーの関係性は appeared first on DIGIDAY[日本版].
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